29年度活動報告

1.関係機関との連携
 会発足当時から、大分県発達障がい者支援センターECОALや大分県を 主としながら関係機関との連携には努めてきました。大分県発達障がい者支 援センター連絡協議会には会長と事務局で参加することで早い段階での情報収集や、県内の関係機関とのつながりを深めることができました。また、大分県自閉症協会とは交流研修会を共同開催することで、共通の方向性を常に認識することができました。。

2.専門員のスキルアップについて
 今年度も継続した取り組みで、年2回の研修を実施することができました。また、各圏域で研修担当として持ち回りすることでSV自身の研修会のコーディネート力向上や関係機関とのネットワーク作りにつながったと考えています。今後も研修会については継続した取り組みを行っていきたいと考えますが、そのやり方については見直しを図り、運営や作業の効率化につなげたいと考えています。

3.SV更新制度について
 大分県発達障がい者支援センター連絡協議会で議論、決定したSV更新制度が平成29年度にスタートしました。これは当会の会員のみならず、県内のSV全員を対象にしたものでありますが、更新事務については正式にECOALと当会とが委託契約を結び、平成29年度から更新制度の委託事務も行うこととなりました。更新制度開始により、SVの質の維持・向上が今後さらに図れるものと考えております。

4.地域でのSVのネットワーク作り
 各圏域での連絡会は年を追うごとに充実してきており、圏域によっては地域のネットワーク作りに力を入れている圏域も見られています。このネットワークの中に県やECOALが進める保育コーディネーターやペアレントメンターの参加も増えており、SVが中心となる地域でのネットワークが形になってきています。今後も継続した取り組みに期待したいと考えます。