１．関係機関との連携　
　これまで構築してきた関係機関との連携については、平成２９年度につい　ても連携を深めていきたいと考えています。特に大分県や大分県発達障がい　者支援センターＥＣОＡＬ、そして、大分県自閉症協会については県内の発　達障がいへの支援の充実を根底に、同じ方向性を共通認識しながらこれまで　以上の課題解決に向けた取り組みができるよう努めていきたいと考えていま　す。

２．専門員のスキルアップについて
　平成２９年度も継続した取り組みで、年間２回の研修会を実施することに　より、専門員のスキルアップにつなげたいと考えています。研修会について　は、既に各圏域での持ち回り実施が定着してきており、単に学ぶだけの研修　会ではなく、ＳＶとして研修会をコーディネートすることの経験を積むこと　でスキル向上につなげて欲しいと考えています。あわせて、養成研修の事例検討会にも会として積極的に関わり、ＳＶとして後輩の育成にも力を発揮して欲しいと考えます。ＳＶ個々人が専門員としての自覚を持ち、自己研鑽に取り組める環境作りを確保したいと考えています。

３．ＳＶ更新制度（仮称）について　
　平成２８年度の大分県発達障がい者支援センター連絡協議会の中で決定された「SV更新制度（仮称）」については会としての役割も重要となっており、会員への制度の周知とあわせて、非会員である県内のSVに対しても制度の周知が求められるものであるため、大分県発達障がい者支援センターECOALとこれまで以上に連携しながら取り組んでいきたいと考えています。年間を通して運用する中で、会員であるSVからの意見も連絡協議会にフィードバックしながら、より良い制度設計に努めていきたいと考えます。

４．地域でのＳＶのネットワーク作り
　これまで培ってきた地域活動の輪をさらに広げ、ＳＶそれぞれの地域の中でネットワーク構築を行っていきたいと考えます。地域の児童発達支援センターや保育コーディネーター、ペアレントメンター等を巻き込みながら地域の中でＳＶの地位確立を目指します。