平成28年度継続研修会報告

平成28年度 SVの会継続研修会

日時:平成28年12月23日(金) 9:00~17:00
場所:ホルトホール大分 3F 大会議室
基調講演:『TEACCHアプローチの統合的な考え方』 
  講師:スティーブ・クルーパー氏
情報提供1:『厚生労働省における発達障害施策について』
  講師:厚生労働省 発達障害対策専門官  日詰 正文氏 
情報提供2:『イギリスにおける障害者への医療支援について』
  講師:熊本大学医学部付属病院神経精神科 特任教授 田中 恭子氏
シンポジウム:『全日本自閉症支援者協会が果たす役割』
  指定討論者:日詰 正文氏 厚生労働省 発達障害対策専門官 
       :釘宮 誠司氏 医療法人謙誠会博愛病院 理事長
       :五十嵐康郎氏 社会福祉法人萌葱の郷 理事長
  司   会:松上 利男氏 全日本自閉症支援者協会 会長 

今回はECOALと発達障がい研究会が主催する『支援者のスタンスについて考える』という研修会に共催という形で携わらせて頂きました。基調講演では『TEACCHアプローチの統合的な考え方』と題して、スティーブ・クルーパー氏よりお話を伺い、午後からはイギリスにおける医療支援、厚生労働省における施策、そして『全日本自閉症支援者協会が果たす役割』としてシンポジウムが行われ、熱心な討論が繰り広げられました。医療、福祉、教育等様々な立場から、今後の支援の方向性や支援の質の向上について等、考えさせられヒントをたくさんいただけた研修会となりました。TEACCHに対して大きく意識が変わった方も多かったのではないかと思います。夕方まで長い1日でしたが、ご協力下さった皆様ありがとうございました。

西部圏域リーダー 
渡辺 香織

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