平成26年度交流研修会報告

平成26年 12月13日(土)13:30~16:00
コンパルホール4階 視聴覚室において交流研修会をおこないました。
参加人数はSV38名、協会、及び一般が5名でした。
今回の研修は講師に浜松市発達支援センター ルピロ所長、小児発達学博士・臨床心理士 内山 敏氏をお招きして「地方都市における発達障がい児の早期発見・早期療育のしくみ作りーライフステージを意識した行政の取り組みー」という内容で講演していただきました。浜松における1歳6ヶ月検診で発達障がい児を超早期発見する取り組み方や検診事後の早期療育の仕組み、流れを丁寧に説明していただき、とてもわかりやすかったです。保育所・幼稚園の取り出し保育の事例を聞き、是非、大分でも取り組んでいってもらいたいと思いました。また、これらの取り組みの中で、「各事業の質の向上。各事業の受け入れキャパシティが足りない。支援を拒否する保護者への対応。児童精神科医が少ない。自動発達支援センターの地域偏在。」など、浜松での課題の話をなさっていましたが、大分県でもほぼ同じだと感じています。
最後にGaze Finder機械を用いた検診の手法(”勘”による判定がなくなる?)や愛着障害についての説明もしていただき、とても有意義な講演で大変勉強になり、参加して良かったと思いました。

 さて、今回の研修は事務局の方の協力をはじめとし、各圏域研修委員・リーダーさん達の協力の元、無事に12月の交流研修を終える事ができました。皆さん、年末のお仕事等お忙しい中をご協力ありがとうございました。沢山の方々に助けられ、支えられ心より感謝申し上げます。
また、参加して下さった皆様、当日は寒波押し寄せ寒く足下の悪い中を研修会に参加して下さり、ありがとうございました。

※アンケート結果